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環境に配慮した旅人になろう! エコツーリストになる10の方法

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最近環境問題が話題になっていて

自分でも何かしたほうがいいのかなと思うことありませんか?

でも具体的に何をしたらいいのかわからない! という人もいると思います。

旅をする際に1人でも実践できる、環境に配慮した旅行にするコツって実はたくさんあるんですよ!

難しいことではありません。

おまけに、地球にやさしい旅行スタイルで旅をすると、デスティネーションを深く味わうような素敵な経験ができてしまうんです!

今回は、環境に配慮した旅人である、エコツーリストになる10の方法を紹介します。

旅先を決める段階

旅行に行く前から、サステナブルな旅にするためにできることがあります。

1. 観光客が比較的少ないエリアを訪れるプランを立てる

最近、デスティネーションのキャパシティを超えた観光客が訪れていて、オーバーツーズムが問題になっているエリアがありますね。

観光客が訪れすぎると環境に負荷がかかり、現地コミュニティーにも悪影響があリます。

そのため、比較的人が少ないエリアを訪れる旅行スタイルを選ぶといいですね。

2. 環境に配慮したローカルの宿泊施設に滞在する


環境に配慮したローカルの宿泊施設

今、世界中にエコロッジやエコホテルといった、リサイクル・エネルギー効率改善など二酸化炭素排出量削減努力をしている環境に配慮した宿泊施設が増えてきています。

さらに、海外に利益が出ていってしまう外国資本のホテルに滞在するより、ローカルが運営している宿泊施設に滞在することで、地元コミュニティーへの利益還元に繋がります。

そのため、環境に配慮したローカルの宿泊施設を選ぶと良いでしょう。

3. ローカルが運営しているエコツアーに参加する

これも2と同様に地元コミュニティへの利益還元の観点から、ローカルが運営しているツアーに参加しましょう。

可能であれば、エコツアー認証を受けているツアー会社を選びます。

もしそういった認証がない場合でエコツアーを実施している場合は、ツアー会社のホームページを見て「本当に環境に配慮したツアーであるか」、「旅人への学びにも重点をおいたツアーをしているか」どうか、じっくりと見極めてから申し込みましょう。

現地でできること

現地に行ってからも、もちろんできることはたくさんあります!

4. 徒歩、自転車、公共交通機関を使って移動する


ヨット

移動は可能な限り徒歩や自転車、それが無理であれば電車などの公共交通機関を利用してみましょう。

もちろん、エリアや時間によっては安全かどうかを確認してから利用することをお勧めします。

海であれば、ヨットや電気ボートなど、環境に負荷が少ない乗り物を利用しましょう。

5. 国立公園や保護区には必ずレンジャーと一緒に行く


しまうま

レンジャーは自然のスペシャリスト。

ローカルレンジャーと一緒に国立公園や保護区を訪れてみましょう。

彼らは、その土地の生態系、自然、歴史などの知識や経験が豊富。

ひとりで立ち入るより、断然自然環境についての学びが深まり、珍しい動植物がどこで見られるかも熟知しているため、素晴らしい体験ができるでしょう。

それだけではなく、注意点やルールなど、自然の中での振る舞い方も教えてくれるので、知らずに環境に負荷を与えるような行動をしてしまうことを防ぐことができます。

6. ゴミのポイ捨てはしない

観光客が去った後に多いのが、ゴミ。

ゴミは持ち帰るか、ゴミ箱など、ゴミを捨てるべき場所に捨てましょう。

当たり前のように聞こえますが、自分の町ではやらないのに旅先ではポイ捨てしてしまう旅人もいるようですので、注意が必要です。

7. むやみに動植物に触ったりしない、撮るのは写真だけ
動物にストレスを与えないように距離を取る

レンジャーが教えてくれると思いますが、むやみに動植物に触ってはいけません。自分が怪我をする可能性があるだけでなく、特に動物にはストレスを与えてしまいます。

例えば、海で泳いでいる際、カメやイルカが泳いでいたとしても、どうか触らないでください。

自然の中に入った時は、お邪魔しているという気持ちで、少し遠くから観察するようにしましょう。

また、綺麗だからといって草花をとったりすることも、破壊行為の一つです。

エコツアーではよく、「残すのは足跡だけ、とるのは写真だけ」というフレーズが使われます。

8. 海にやさしい日焼け止めを使う


海

日焼け止めが海を汚染しているってご存知でしたか? かといって日焼けするのは困るし、痛みも出てしまいますよね。

実は、海にやさしい日焼け止めというものがあるのです。

海に入るとき日焼け止めを塗る必要がある! という方は使ってみてください。

9. 地元でとれた素材を使った料理を食べる


食品

オールインクルーシブの食べ放題タイプの宿は食品廃棄が多く、二酸化炭素排出量が非常に多いという調査結果が出ています。

地元の新鮮な素材を、食べる分だけ食べるときに調理するというスタイルのレストランで食事をしましょう!

地元の素材はその土地ならではのものですし、新鮮で美味しい!

地元のレストランに行くことで地元コミュニティへの貢献にもなりますね。

10. 地元で作られたお土産を買う

こちらも地元コミュニティへの貢献になる上、その土地ならではのオリジナルなお土産が手に入るので一石二鳥!

量販されたものでなく、ユニークな一点ものを見つけるのも楽しいですよね。

一つ一つは小さい行動で難しいものではない上、デスティネーションを深く味わうような素敵な経験ができる! ということに気づいていただけたでしょうか。

さらに、間接的な効果もあるんです。一人一人がこういった行為をしていくことで、旅人の『需要』となり、旅行会社や宿泊施設がビジネスのためにもどんどんサステナブルになっていくんです! ぜひあなたも、環境に配慮した旅行スタイルを意識して、次回からエコツーリストになってみませんか?

元記事はこちら

Ecotourism World(エコツーリズムワールド)

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