海森モリTV 第3話:「アマモの選択」
日本が大好きで、日本語が堪能なイケメン外国人グループ「ASE BOUND」が、江の島の海に森をもどすために汗をかく番組「海森モリTV」の第3話です。
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海の森を復活するために重要なことは、その海に元々どんな海藻があったかを知ることから始めるのだ。そして、海の中の知識のど素人が、海の中に手を入れることは、とても危険なことなんだ。生態系を壊しかねない......。
そこでNPO法人海さくらは、神奈川県水産技術センターの工藤孝浩さんに監修に入っていただき、江の島の住人に徹底した調査を実施して、江の島の海には、アマモという海草が生えていたことがわかったのだ。
じゃ、そのアマモを植えまくりましょう。
ばかやろー アマモちゃんだろ。ちゃんをつけろ。
アマモちゃんを植えましょう......。
アマモちゃんを植えるには問題が生じるのだ。
なんですか?
アマモちゃんの遺伝子の問題がまずある。相模湾のアマモは相模湾の遺伝子を持っているから、江の島で植える場合には相模湾のアマモである必要がある。これを予防的原則にもとづき、実施しないといけない。
そして相模湾で生えているアマモちゃんを抜いてきて江の島に植えたら、その抜いた場所がハゲちらかすだろう。
ではどうすればいいのですか?
相模湾のアマモの種を頂戴し、丁寧に育て、育ったアマモちゃんを植えればいいのだ。
種をとってしまったら、とった場所のアマモ場が翌年育たないのでは?
その通りだ!! だから種を取りすぎないこと。
そしてアマモちゃんは、種だけで増えていく海草ではなく、根から増えていくので根をしっかり残し、花枝(かし)という種が詰まった海草を少しだけ頂戴しないといけない。
なるほどです!!
実は我々は2015年からこのプロジェクトを実施し、種を育ててくれるところを汗水垂らして探し、ようやく鹿島建設技術研究所 葉山水域環境実験場さんが協力してくれることになった。
申し遅れましたが、私がNPO法人海さくら海森モリ学園校長の古澤純一郎である!
よろしく!!
- ゴミ拾い・環境ポータルサイトBLUE SHIP (海と日本プロジェクト)参照
【BLUE SHIP主催】日本財団・NPO法人海さくらhttps://blueshipjapan.com/