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3月8日は国際女性デー ジェンダー平等がどのように持続可能な社会、豊かな未来に繋がっていくのか。その意義や現在の状況について知り、考えていきましょう。

【Z世代の生活大調査】この行動も サステナブル!? 現役大学生74人のデカボアクション取り組み頻度を徹底解析

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目次

  1. エコバッグの使用率は?
  2. マイボトルの使用率は?
  3. シェアモビリティの使用頻度は?
  4. フリマアプリの使用率は?

データ表示参考

Z世代とウルトラファストファッション 約半数が「ごめんね消費」

FASHIONSNAP

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はじめに

二酸化炭素の排出を抑える、サステナブルな取り組みを意味する「デカボアクション」。
聞くと、ハードルの高い行動をイメージする方も多いかもしれません。しかし、エコバッグやマイボトルを使用したり、フリマアプリを利用したりするなど、意外と日常生活に隠れて いるんです!
今回は、現役大学生74人にデカボアクションの取り組み頻度をアンケート。みんな想像以上にデカボな取り組みをしていることが明らかになりました。

エコバッグの使用状況

1つ目のデカボアクションは、エコバッグ。レジ袋を購入せずショッピングバッグを繰り返し使うことで、レジ袋の消費やそれによる環境汚染を抑制することができます。

エコバックの所持率

図のように、エコバッグの所有率は9割以上と非常に高い結果となりました。理由は「もらったから」「家にあったから」など身近にあった為持っているというほか、「レジ袋代が浮く」というレジ袋有料化に伴った選択や、「かわいいデザインがあった」などアイテムとしてのデザイン性を重視した意見も見られました。

エコバックの週の利用率
エコバックの利用場所

一方で、使用頻度を見てみると「使わない」または「週に1回使用する」という回答が7割近く、「週5回以上」と頻繁に使用している人は約1割という結果になりました。スーパーで使用するという意見も多かったことから、週に1回ほど食料の買い出しなどでエコバッグを活用している人が多いのではないでしょうか!  中には「バイトの廃棄を持ち帰る時」にエコバッグを使用するという、同時に2つのデカボアクションに取り組んでいる方も◎

マイボトルの使用状況

2つ目は、マイボトル。
マイボトルの所有率は約75%で、エコバッグと比較して下回りました。幼少の頃から水筒に馴染みのあるであろう学生にとってマイボトルは身近な存在と予測していましたが、想像以上にマイボトルを使用している人は少ないようです。

マイボトルの所持率

ただ、使用頻度に関しては週2回以上使用する人が約5割と、マイボトルを持っている人は比較的頻繁に、継続的に使用していることが分かりました。
保温・保冷機能のある水筒なら、飲み物の温度を保つことができて便利ですよね。日常的に温かい飲み物を飲む人は、特にマイボトルを愛用しているようです。

マイボトルの使用頻度

シェアモビリティの使用状況

3つ目は、シェアモビリティ。電動キックボードやタクシー、自転車など、複数のユーザーが共有するモビリティを利用 することで、移動の効率化に繋がります。

シェアモビリティの使用率
シェアモビリティの使用率
シェアモビリティの使用率

シェアモビリティは約7割の人が「利用したことがない」と回答し、編集部の予想以上に利用率は低い結果が得られました。利用している人の中では自転車が大半を占めており、最近街で見かけることの多い電動キックボードがそれに続きました。

シェアモビリティの月の使用率

使用する人の中でも97.3%とほぼすべての人が月に0~2回の使用と回答し、シェアモビリティの浸透率はまだまだ低いことがわかりました。

利用する理由として、「利用料金が手ごろだから」「24時間利用できるから」「借りた場所と異なるポートに返却できるから」が大半でした。日頃からシェアモビリティを使用するというよりも、特定の場面で便利な、かゆいところに手が届く移動手段の1つとして活用されているようです。好きな時に借りて返せる手軽さも利用される理由の1つかもしれません!

フリマアプリの使用頻度

4つ目は、フリマアプリ。授業で必要な教材や、洋服、趣味など、様々なシーンで利用している方が多いのではないでしょうか。

フリマアプリは購入、出品など7割以上の人が何らかの形で利用していることが分かりました。その中で約6割の人がたまに利用すると回答し、購入・出品ともに利用する人は約5割という結果になりました。

使用理由に関しては「新品に比べて値段が安いから」「掘り出しもの・既に販売を終了したものがある」などフリマアプリならではの利点に着目した理由が多く見られました。自分の為にフリマアプリを利用したことが結果的にデカボにつながるのは理想的ですね!!

フリマアプリの利用率

まとめ

現役大学生のデカボな取り組みについてお届けしました。
シェアモビリティは街でよく見かけるものの、使用率はかなり低いという意外な結果に!
エコバッグやマイボトルのように身近なアイテムや、大学生にお馴染みのフリマアプリも、実は脱炭素に繋がる貴重なデカボアクション。環境にやさしいだけでなく、お財布にやさしいことが多いから、一石二鳥の取り組みとも言えそうです!
まだやったことがないデカボアクションがあったら、ぜひチャレンジしてみてください

元記事はこちら

Momoka

岩手県出身
ご当地餃子とカフェ巡りをこよなく愛する現役大学生

Junpei

東京都出身
モノづくりを愛し、デザインの力で世界を盛り上げたい現役美大生

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