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豊かな未来のきっかけを届ける

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あと22年で埋立地がなくなる!? 待ったなしの状況にZ世代から全国にひろがる「ごみ」ゼロなアクションとは

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私たちが生活する上で何気なく排出している「ごみ」。当たり前のように存在していながらも、日本が抱えているごみ問題は深刻なものとなっています。

2022年3月の環境省の発表によると、2020年度に日本で家庭から排出されたごみの量は、なんと年間3000万トン。企業からのごみも含めた一般廃棄物となると、4167万トンにものぼり、これは東京ドーム112杯分にほぼ等しく、一人当たりに換算すると、1日901グラムものごみを排出していることになります。多くのごみを排出している現状ですが、その処理にも限界がみえてきたのも事実。当たり前のようにごみを捨てることができなくなる未来が迫ってきた今、私たちにできることは何かを一人一人が考える必要に迫られてるのではないでしょうか。

お金も土地も消費する、切迫したごみ問題

日本におけるごみ処理には、大きく二つの問題があります。

一つ目が、埋立地問題です。通常、再利用しきれなかった粗大ごみや不燃ごみ、ごみが燃えた後に残った灰などは、最終処分場で埋め立てられます。しかし、埋め立てる土地にも限りがあり、2021年3月の環境省の発表(※1)によると、最終処分場の残余年数は21.4年。つまり、このままのペースでごみを破棄し続けていると、2041年にはごみを埋める場所がなくなってしまうのです。

そして二つ目が、廃棄処理にかかる税金の問題です。ごみ処理にかかる費用の多くは、私たちの税金で負担しています。同じ環境省の発表によると、2019年度にはごみの処理に、2兆885億円もの税金が使われました。一人当たりに換算すると、年間およそ16,400円も負担していることになり、この金額は年々増加しています。

Z世代が動き出した! 若者から全国にひろがる、活動の輪

こうした深刻な問題を踏まえ、今、ごみ問題への意識は年々高まっており、ごみ拾いをはじめとする様々な活動が全国で展開されています。

その中でも、これからの時代を担う、若い世代の活動は数多くあります。例えば、大学1年生の北村優斗さんが代表を務める、人気テレビ番組「逃走中」と「ごみ拾い」を融合した、ゲーム感覚ごみ拾いイベント「清走中」や、湘南を拠点にビーチクリーンなどのサステナブルな活動に取り組むZ世代グループ「NAMIMATI」など、ユニークな視点で、自らの行動で未来を変えようと活動する若者が全国にたくさんいます。

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(清走中)
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(NAMIMATI)

そして今回、そんな若者たちの力を起点に、全国のあらゆる世代の方々にも活動の輪をひろげようとするプロジェクトがあります。2022年5月に立ち上がった「530(ごみゼロ)ACTION」です。

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530ACTIONは、株式会社アイクリエイトが運営するサステナブルなプロジェクトをうむ企画プロダクション「Planners(プランナーズ)」のZ世代チームが主体となって運営されているプロジェクトで、2030年までに「ごみ」の概念がない社会を目指し、ごみを拾うことと、出さないことの両方から様々な企画にチャレンジする、Z世代発のソーシャルプロジェクト。

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(530ACTION運営メンバー)

たとえばInstagram、Twitter、Facebook、TikTokなどSNSで「#530ACTION」をつけて、ごみゼロアクション(ごみ拾いやゼロウェイストなアクション)を投稿をすると、1投稿あたり530円が世界最大規模の自然保護団体であるWWFジャパンに寄付されるハッシュタグチャリティー企画の実施など、誰でも簡単に参加できる企画を打ち出しています。(2022年5月1日から31日まで開催)

20を超える学生団体の参画に加え、湘南乃風の若旦那や、DEPT Company代表のeri、ELEMINISTプロデューサー兼編集長の深本南など、ゼロウェイストな社会づくりを牽引するインフルエンサーも応援するプロジェクトになっています。

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(530ACTIONには、20を超える学生団体が参画している)

「ごみ」の概念がない社会とは

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現代社会において、「ごみ」とされているものは、人間がつくり出した自然界の「エラー」のようなものです。つまり、サーキュラーな輪から外れてしまったもの。それらを自然のサイクルに戻していくことが当たり前となる社会が、530ACTIONが目指す「ごみ」の概念がない社会です。

今、私たちが「ごみ」と呼んでいるものの中には、実際は資源として再利用できるものや、再び循環のシステムの中で人から人に渡っていくものなどもあります。それらすべてを「ごみ」という言葉でまとめてしまっていることが、大きな問題ではないでしょうか。

SDGs12番目の目標に、「つくる責任 つかう責任」が掲げられているように、今の私たちはその責任を全うできていないから「ごみ」が存在しています。「ごみ」の概念がない社会の実現には、つくる側もつかう側も変わっていくことが求められます。

できることから始めよう

「ごみ」の概念がない社会を実現するためには、まずは一人一人が「ごみ」を認識し、意識を変えることが大切です。

5月18日現在、530ACTIONのハッシュタグ投稿は300件を超えました。投稿は若者のみならず、30〜40代の親世代にも広がっています。投稿内容は、街中に落ちていた珍しいごみを紹介する方や、コンポストに挑戦する方、使わなくなった子供のおもちゃを廃棄するのではなく、他人へ譲ることにした方の投稿など様々。日本全国に、活動の輪が広がっています。

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(530ACTION参加者の皆さんの投稿)

ごみ拾いやマイボトル利用といったゼロウェイストなアクションなど、「ごみ」の概念がない社会の実現のために、それぞれの立場、環境に応じてできる形で、参加してみてはいかがでしょうか。

▼公式サイト・SNS
・Instagram:https://www.instagram.com/530action/
・Facebook:https://www.facebook.com/530ACTION-106052332094236
・TikTok:https://www.tiktok.com/@530action
・公式サイト:https://530action.jp/

\ さっそくアクションしよう /

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