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豊かな未来のきっかけを届ける

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国際女性デーが特別な日でなくなる社会を目指して。社会的ムーブメントを起こし社会を変える。HAPPY WOMAN の挑戦

HAPPY WOMAN

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ポジティブにジェンダー平等を。 すべての人たちが力を発揮でき、幸せに生きられる社会実現へ

「2015 年に起業し、2017 年に『国際女性デー|HAPPY WOMAN FESTA』を立ち上げた時には、まだ誰も SDGs も国際女性デーも知らないし、興味すら持ってもらえませんでした。
むしろ"ジェンダー平等"という言葉に抵抗感を示される企業も多かったですが、7年経った今、国際女性デーが社会的ムーブメントになってきたことを実感しています。

女性の生き方について女性自身も男性も、全ての人が考えることが日本にとって幸せな未来を築く重要な鍵であると考え、前職から起業後も継続して女性のライフデザインプロジェクトを推進し、「HAPPY WOMAN® 」を立ち上げました。

このプロジェクトのめざすところは HAPPY(幸せ)です。なぜジェンダー平等を実現する必要があるのか。なぜ SDGs が必要なのか。それは我々が幸せな人生を送るために必要な要素だからです。

ジェンダー平等の完全な実現には 300 年かかると 2022 年の 9 月に国連が発表。差別的な法律を廃止するのに最長で 286 年、職場で同等に幹部職を占めるには 140 年、各国議会で議員数が平等になるには少なくとも 40 年かかるとの見通しを示しています。

誰もが知ってる情報になりましたが、日本のジェンダーギャップ指数は 146 カ国中 116 位(前年は 156 カ国中 120 位)で、主要 7 カ国(G7)で最下位。(世界経済フォーラム「GlobalGender Gap Report」2022 年版)まだまだ政治・経済で大きな男女格差があることは事実です。人口の半数いる男女のジェンダーバランスを改善していくことが SDGs(持続可能な廃活目標)推進に、大きく貢献できると考えています。"目標 5:ジェンダー平等を実現しよう"は他のすべての目標と不可分であると明記されています。ジェンダー平等は SDGs の実現になくてはならない横串です。

社会的ムーブメントを起こし社会を変える ビジネスによる社会貢献の成功には「ムーブメント」が不可欠

そこでジェンダー平等社会実現に向けて仕掛けたのが「国際女性デー」。
国連が定めた記念日は年間通じて数多くあるが認知されている日は多くありません。
国際女性デーを知ってる人も当初はほぼいませんでした。だからこそこの日を社会的ムーブメント化していけば、すべての人たちがジェンダー平等について考えるきっかけになると考え即座に行動しました。

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「国際女性表彰式|HAPPY WOMAN AWARD」も毎年たくさんのメディアに報道されている

2017 年に東京の渋谷ヒカリエで『国際女性デー|HAPPY WOMAN FESTA』を開催。
初回イベントにも関わらず多くのメディアが殺到しました。ただ、東京だけでは社会課題は解決しません。首都圏以外の地域こそ重要であると考え、SDGs 達成目標年度に合わせて 2030 年までに全国 47 都道府県での開催を目標に設定し、これまで7 年で 24 都道府県まで拡大しています。

SDGs の認知度も年々上がっていく中、ESG 投資など、企業に対する社会の期待はかなり高まっています。上場・非上場を問わず、企業の社会的責任を改めて問われており、組織の繁栄・発展のためには、財務的に優れた成果を残すだけでなく、社会のためにどのように貢献できるのかを示す必要があります。株主、社員、顧客、地域社会を含むすべてのステークホルダーに恩恵をもたらさなければならないのです。その中で改めてジェンダー平等の重要性に気付き、お問合せをいただくことが増えています。

営利目的だけでなく、社会を本質的に豊かにしようと取り組みが盛んになってきました。株主だけの利益ではなく、その企業で働く社員や地域の幸せも考えた社会的意義に根差したイノベーションが必要になっているのです。

2023 年から新たなチャレンジをスタートします。すべての人が、持っている力を発揮できる社会を実現することを目的にした『エンパワープロジェクト|BE HAPPY』です。
国際女性デーより「エンパワーメント」に関する学びの場をつくりました。
"わたしアップデート"をテーマに、年間を通じて男性も女性も全ての人を対象に、自己肯定感アップにつながる情報発信やイベント開催など、少しでも自分を好きになる人が増え、誰もが幸せに生きていける社会づくりに向けた企画を推進していきます。

2020 年より HAPPY WOMAN とチョコラ BB の共同で「働く女性の意識・行動実態調査」を実施。昨年 2022 年の調査では、20 代~50 代の働く女性(3165 名)に調査した結果、62%の方がが「自分に自信がない」という結果に。

誰もが自分らしく生きられる社会へ。
女性の社会進出の歴史と歩んだチョコラBB®ブランドの70年


日本には世界各国と比較しても自己肯定感が低い国。また、アンコンシャスバイアス(無意識の偏見)が根ざしている国でもあります。この解決が女性活躍推進の鍵であることがわかりました。
そのためには「心・技・体・智」を磨くことが「エンパワーメント」に繋がり、豊かで幸せな人生に繋がります。ウェルネスの概念を取り入れひとりひとりが心身ともに、健やかで美しく前向きに生きられるための発見や体験の場を創出します。

社会を変えるためにできることは何か。 それはパートナーシップによる社会的ムーブメント

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社会を変えるためには、どうすればよいのか。誰も独力では動かせないものです。そのためには、自分の相手の興味関心をかき立てることがポイントになります。
私はそこにエンターテインメントの力を重要視していて、巻き込み力で社会的ムーブメントを起こすことに挑戦し続けています。そのキーワードが「ワクワクドキドキ」です。このワクワクドキドキは生きていく中でも「幸運」のサインだと考えています。

社会や企業を一夜にして変えられる人はいません。ただし、好奇心や「ワクワクドキドキ」する気持ちを集団で持つことができれば、それを実現するために必要な要素が揃ってくるのではないでしょうか。

誰にでも社会を変える力はあると思います。
それを集結させることに挑戦し続けていきたいと思っています。

小川 孔一(Koichi Ogawa)

HAPPY WOMAN 実行委員会 実行委員長
一般社団法人 HAPPY WOMAN 代表理事
広告制作会社、株式会社マイナビを経て起業。2015 年に一般社団法人 HAPPY WOMAN(現)を設立し、2017 年より国連が制定している『国際女性デー」イベント『HAPPYWOMAN FESTA』を立ち上げ、2018 年より全国各地で開催。コンサルティング、マーケティング、プロデュース、研修など幅広く活動中。ヨーロッパで発行のフランスの月刊誌「ZOOM JAPON」の【明日の日本を創る 50 人】にも選出された。

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