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海森モリTV 第15話:江ノ島の海に4代目アマモが根付く場所はあるのか!?調査

海創造プロジェクト


江の島の海には、かつてタツノオトシゴ生息していました。そんなタツノオトシゴが戻ってくるくらい海をキレイにするために、江の島の海に森をもどす「海さくら海創造プロジェクト」を追う番組「海森モリTV」の第15話です。

映像一覧

本文

「はい、本日7月21日火曜日ですけれども、4代目アマモを先日種植えをしましたが、今日はダイビングショップNANAの輝ちゃんと、どこに4代目アマモを植えるとしっかり根付くか、ということを調査しに行きたいと思います。よろしくお願いします」

「よろしくお願いします」

「輝ちゃんあの、船で行って、そこからボーンってダイビングする訳ですけど、大丈夫ですか?」

「行ったことないとこなんで何とも言えないんですが、さっきあの船頭さん、北村さん、組合長とちょっと話をしていたら、水深が2メートルくらいと」

「今日はですね、そこの江ノ島の奥のところにですね、漁師さんが元々アマモがたくさん生えていたよという場所を教えてくれたので、そこが今どうなっているか、まずはどんな生物がいるのか、どんな海藻が生えているのか、どんなゴミがあるのか、などと言ったことをですね、輝ちゃんに見てもらって」

「そこは今はもうアマモはないんですか?」

「それも分からないんです。もしかしたら、生えているかもしれない。そんなことをですね、調べてもらって、いい環境にアマモを今年こそ根付かせたいなと思いますので」

「がんばりましょう、よろしくお願いします」

「昨日ちょっと見てきたんだけど、雨がここのところ降ってたじゃないですか、なので透明度が悪い。なんで、だいたいギリギリまで行けるんで、2メートルまでは行けると思います。その辺、誤差もあるんだけど、ギリギリ近づいて、入り江の方に泳いでいってもらうという。たぶんないと思うけど、底質が砂があったり、ゴミだとかというのは調べた方がいいじゃないですか」

「いよいよ出港です。こちらの船に乗って、江ノ島の裏側の方に向かいたいと思います。本当にいいアマモ場、海底に森ができるような場所かどうかを調べたいと思いますので、がんばってきます」


ポイント1に移動

「水深2メートルで、めちゃめちゃヘドロ。植えられないと思う」

ベニホンヤドカリがいました


ポイント2に移動

「この辺はいいんじゃないか」

ヘドロは少なく、砂地。水深1メートル50(干潮時)。海藻を採取します


ポイント3に移動

砂地だが風を受けやすい地形


ポイント2に戻って、土をペットボトルに採取

気になるポイントをもう1箇所チェック


「北村さん、輝ちゃん、今日はありがとうございました。浅瀬まで船で行ってくださって、大丈夫でしたか?」

「大丈夫です」

「今日はですね、今まで江ノ島の西浦という場所に植えてきました、1代目から3代目。今年から4代目アマモを植えるにあたって、いろんなところを調査するということで今まで行ってきたんですけど、3箇所、今日潜ってもらって、一番西浦から遠い場所、ここどうでしたか?」

「全体的に水深2メートルより深いところは全部すごいヘドロで、視界も悪くて多分植えられないと思うんですよ。で、1.5メートルくらい浅いところにくると、砂利まじりの割と硬い土になってきて、アマモを植えられるだろうなと言う場所が、こういう浅いところには何箇所かあって」

「なるほど2メートルより深い方がヘドロがたまっていて、岸に近い、江ノ島に近い方がヘドロがたまっていないというのが大きな印象でしたね」

「境川なんですかね?」

「川かもしれないですね」

「だから、水深1.2メートルより浅いくらいのところから植え始められる砂質になる」

「なるほど、今日は干潮でしたからね。一番ひいてる状態だったので、それで1.2メートルのところがまあまあということは、もう1メートルくらいは上がってきますからね」

「とくに岩とかに守られてていいかなあと僕が個人的に思ったのは、この辺とか」

「西浦があって、西浦の先のくぼみがあって、その先のさらにその先っていうのが、良かったんじゃないという感じでしたね」

「最終的には、こことここはそんなに変わらないんですけど、砂の質とかはほとんど一緒なんですけど。何となく岩とかがあって、守られていたりするのかなという印象も含めて、ここかなと思いました」

「分かりました。西浦よりも土の質が良さそうだと」

「そうですね。もっと砂利が混ざってて、もうちょっと重い感じ」

「それで守られている感があるので、非常にいいんではないかと、西浦よりもいいんじゃないか。しかも漁師さんが、この辺には昔、群生で生えていたよと言う、過去の歴史もありますので、ここの土を実は今日取ってきてもらったので、その土をですね、解析したり、そこに生えていた海藻とかもですね、ちょっとだけ頂戴してきて、また分析して、さらに来年の1月に植える予定ですので、それまでに何回か調査して、本当にもうアマモの種は貴重になってます。なので、ちゃんと調べて、ちゃんとした状態の場所に植えたいと思いますので、引き続き北村さん、輝くん、よろしくお願いします」

「どうも今日は、ありがとうございました!」

\ さっそくアクションしよう /

ひとりでも多くの人に、海のイマを知ってもらうことが、海の豊かさを守ることにつながります。

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