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海森モリTV 第16話:4代目アマモちゃんは、元気に育っているのか!? 観察にいきました

    

海創造プロジェクト


江の島の海には、かつてタツノオトシゴ生息していました。そんなタツノオトシゴが戻ってくるくらい海をキレイにするために、江の島の海に森をもどす「海さくら海創造プロジェクト」を追う番組「海森モリTV」の第16話です。

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本文

気持ちよさそうに、歌っている......。

「はっ、回ってました? 海森モリTVをご覧の皆さん、こんにちは。シンガーソングライターのRay Akaikeです。本日は、海森モリ学園の教育実習生として、4代目アマモの発芽状況を見に行ってみたいと思います!」


「はい、やってまいりました。こちらは、鹿島建設葉山水域環境実験場です。7月14日に、みんなで植えました4代目アマモの種がどうなったか、見てみましょう」

「こちらにあります」

「それでは前回の復習ですが、4代目アマモの種は3種類植えております。2018年にASE BOUNDの皆さんと一緒に植えた3代目アマモからとれた種が2種類、良質な種と普通の種、そちらが合計20ポットあります。手前にありますのが、2016年に葉山の真名瀬でとれたアマモの種です。これは5年間、こちらの実験場で保存していたものになります。さあ、発芽しているんでしょうか?」

「うわー、すごいです! 完全に発芽しております。こちら、3代目アマモの良質な種のポットなんですけれども、1ポットあたり5粒くらい種をまいたので、ほぼ100%発芽しております。緑の葉っぱがにょきにょきと元気に生えています。うれしいですねー」

「こっちですね、4ポットあるのが、先ほど言った普通の質の種になるんですけれど、こちらはですね、いま私が見える範囲では、緑の葉っぱは1本くらいかな、と思います。でも、これは発芽はしてるんですよね?......発芽しているそうです。よかったです、無事にどちらも発芽している様子が見られます。これからもう少し時間をかけてですね、きっとこっちの良質なポットのように緑の葉っぱが生えてくると、祈っております」

「では今度、こっちですね。真名瀬で2016年にとれたアマモの種のポット、70ポットです。これも見る限りですと、半数くらいは緑の葉っぱが生えてますね。ただ1ポットに同じく5粒くらい種を入れてますけれども、さっきの3代目アマモみたいに5本生えているみたいなことは、今は見られません。でも、3本とか4本とか緑の葉っぱが、結構生えてます。発芽しましたよ、という連絡をいただいてからですね、こちら真名瀬の方はまだ発芽してないですってことだったので、今日はどうかな、と思ってたんですけれども、無事に発芽しておりました」


「こちらのですね、2016年に真名瀬でとれたアマモの方なんですが、よく見ると白いヒゲのようなものが出ているようなので、ちょっと水槽から上げて見させてもらいたいと思います」

「見えますか? ちょっと寝ちゃってるんですけど、この白いヒゲ......こういうのとか......これ、こんな感じですね。わかりますか? この白いヒゲのようなものがあります。これが胚軸と言って、これが生えた後に、この緑の葉っぱが生えてくるということになります。いっぱい生えてます、見てください。これは、2016年の真名瀬でとったアマモの種ですが、こんなたくさん、いま胚軸が見えます。そして、これはまだ胚軸だけですが、葉っぱが生えてきてるのもあります。見る限り、この中はほとんど胚軸は見られますので、このあと緑の葉っぱが生えてくるのではないか、と期待ができます」

「見てください、こちらは3代目アマモのポットになります。こちらもたくさん緑の葉っぱが生えております。胚軸もしっかりと......見えますかね? この白いヒゲみたいなの。かなり長いと言うか、大きくしっかり育っているように見えますね。さっきの2016年の葉山・真名瀬でとれたアマモの種と、こちらの3代目アマモの去年とれた種になるんですけれども、差がちょっとありますよね。こちらみんながASE BOUNDのみんなと一緒に植えたアマモは、水槽内で育てていたアマモになります。2016年の真名瀬でとれたアマモというのは、もう自然界の中でさまざまなアマモたちがいる、そんなところでとれた種になるので、成長のスピード、質の違いというのは、水槽でとれてるアマモの種と、やっぱり違うようです」

「ちなみにですね、先ほど言ってました3代目アマモの良質な種と、普通の質の種というのは、比重の違いだそうです。海水に浮かぶ比重が、こちらの普通の方と言ったのは軽いそうです。なので養分が少し少ないと言うことになります。とは言え見てください。しっかり胚軸がこちらにもありますし、緑の葉っぱも出てきております。なので良質ではないとは言えですね、しっかり発芽もしていますので、この先も君たちのペースで育ってくれればうれしい、と思っております」

「やっぱりね、種をまいた人もそれぞれ深さが違ったりして、いろいろ違いがありますけれども、これからどんどん育っていくと思いますので、また次回の観察をお楽しみに」


「がんばれアマモー! 元気に育てー!」

\ さっそくアクションしよう /

ひとりでも多くの人に、海のイマを知ってもらうことが、海の豊かさを守ることにつながります。

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サストモは、未来に関心を持つすべての人へ、サステナビリティに関するニュースやアイデアを届けるプロジェクトです。メディア、ビジネス、テクノロジーなどを通じて、だれかの声を社会の力に変えていきます。

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