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海森モリTV 第20話:4代目アマモ植え付け&年末生きていたアマモの観察

海創造プロジェクト


江の島の海には、かつてタツノオトシゴ生息していました。そんなタツノオトシゴが戻ってくるくらい海をキレイにするために、江の島の海に森をもどす「海さくら海創造プロジェクト」を追う番組「海森モリTV」の第20話です。

映像一覧

本文冒頭
「はい、海森モリTVをご覧の皆さま、こんにちは。海森モリ学園校長、古澤純一郎です」

「いよいよですね明日、4代目アマモを植えるんですけれども、それについて簡単に説明したいと思います」

「1代目、2代目、3代目とアマモを植えてきたわけなんですが、その中でアマモの特徴が分かってきました。相模湾なので、アマモを植えてからしっかり根付くまで、波の影響を受けてアマモが抜けなければ、ある程度そこに根付いて、根をはりだします。つまり、しっかり植えることができたり、波をうまく避けることができたらですね、そこに根付くということが、分かってきました。とくに2代目は、波除けに鉄の囲いを植えたりしたんですけれども、土がえぐれて、逆に波をたくさん受けることになりました」

「しかし前回、見ていただいたように、いろんなアマモの植え方をチャレンジしました。それがこれです。アマモというのは、こういうふうに根が生えております。そして成長点というのがあって、そこから茎が出てきて、またそこからアマモが出るので、もともとの根は必要ない、という話もありましたので、そこを紙粘土で包んだものを毒まんじゅうと呼んで、テストをしました。そしてもう1つ、根を紙粘土で包んで、さらに棒をさしたもの。この2つをダミーで試して、1カ月もったので、こうすれば4代目も根付くんじゃないか、という結論が出ました」

「しかし、実際の4代目アマモの成長が、ちょっとか細い感じだったんですね。根もちょっとしか生えていない状態だったので、成長点を残せば根をくくっても良いという話だったんですけども、アマモ自体の成長が良くないので、もともとの根も残してあげよう、ということになったんです。となると、アマモはいまポットに入れて育っているんですが、そのポットに棒をさして、重りをつける。こうすることで、アマモが抜けないようにしていきたいと思っています。さらに2代目は、砂利を敷き詰めることでうまくいったので、そうして明日4代目アマモを植えたいと思っております」

「4代目アマモは、だいたい40ポット。どこに植えるかと言いますと、2代目アマモが生きていた場所、西浦の奥と、漁師さんが『もともとアマモが生えていた』という場所、2カ所に20ポットずつ植えたいと思います。また前回、年末にアマモが生きていましたよね、大感動でした。無くなったと思われていたアマモが実際どうなっているか、そちらもドキドキです。ぜひ、皆さん楽しみにしていてください」

\ さっそくアクションしよう /

ひとりでも多くの人に、海のイマを知ってもらうことが、海の豊かさを守ることにつながります。

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Yahoo! JAPAN SDGsは、これからの地球環境や持続可能性について、ひとりでも多くの人に伝え、アクションにつなげていくことで、地球と日本の豊かな未来をつくる、そのきっかけを届けていきます。

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